2012年 11月 22日
インド映画「Barfi!」(2012)
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今年の夏にYouTubeで予告編を見て以来、待ち望んでいたインド映画「Barfi!」のDVDが、注文していたインドからようやく到着。英語字幕で見たので、見終えるのに時間がかかってしまったけど、辞書ソフトを片手に苦労して見た甲斐がありました。
印象的だったのは、どのシーンも構図や光の扱いが実に見事で、全てが絵になっていたこと。こんなにも無駄なシーンが一つもないインド映画を見たのは初めて。
更に役者は皆泣ける程素晴らしく、そして何より音楽が素晴らしかった。
作曲はまたしてもPritam。
劇中流れる音楽はどれもとっつきやすいものなんだけど、聴き込んでいくうちに疑問が湧いてくる。これらの曲はジャンル的にどの音楽に属するんだろうか? 背景にどのような音楽の影響があるんだろうか? 南米音楽の要素とロマ音楽のミックスチャー? ギターなどからマダガスカルの音楽も連想したけど、ちょっと違う? 海外での評価を見ていたら「アコーディオンやフルートなどからイタリアやスペイン的なflavorを感じた」とも書かれていたり。
とにかくどの曲も、相当色んな音楽を飲み込んでキチンと消化し、何度も反芻をしてから生み出された作品という感じ。褒め過ぎかなぁ。
ということでPritam、やはりこの人、A.R.Rahman以来の大物かもしれない。
因にこの映画は2013年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたそうです。
是非ともオスカーを取って、その流れで日本でも公開してほしい。
Ala Barfi! - Official Full Song - Barfi
追記1:Barfi!(追っかけられ系ゲーム)for Android アプリ
http://bit.ly/TltiWP
追記2:Barfi!の音楽について、渋谷"EL SUR RECORDS"のCD紹介に「ハバネラ風」とあるのを見つけ、ちょっと腑に落ちた感じです。スペインキューバものには疎かったので勉強になりました。さすがワールドミュージック専門店。
印象的だったのは、どのシーンも構図や光の扱いが実に見事で、全てが絵になっていたこと。こんなにも無駄なシーンが一つもないインド映画を見たのは初めて。
更に役者は皆泣ける程素晴らしく、そして何より音楽が素晴らしかった。
作曲はまたしてもPritam。
劇中流れる音楽はどれもとっつきやすいものなんだけど、聴き込んでいくうちに疑問が湧いてくる。これらの曲はジャンル的にどの音楽に属するんだろうか? 背景にどのような音楽の影響があるんだろうか? 南米音楽の要素とロマ音楽のミックスチャー? ギターなどからマダガスカルの音楽も連想したけど、ちょっと違う? 海外での評価を見ていたら「アコーディオンやフルートなどからイタリアやスペイン的なflavorを感じた」とも書かれていたり。
とにかくどの曲も、相当色んな音楽を飲み込んでキチンと消化し、何度も反芻をしてから生み出された作品という感じ。褒め過ぎかなぁ。
ということでPritam、やはりこの人、A.R.Rahman以来の大物かもしれない。
因にこの映画は2013年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたそうです。
是非ともオスカーを取って、その流れで日本でも公開してほしい。
Ala Barfi! - Official Full Song - Barfi
追記1:Barfi!(追っかけられ系ゲーム)for Android アプリ
http://bit.ly/TltiWP
追記2:Barfi!の音楽について、渋谷"EL SUR RECORDS"のCD紹介に「ハバネラ風」とあるのを見つけ、ちょっと腑に落ちた感じです。
by hikomar
| 2012-11-22 00:00
| インド映画
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Comments(2)
Commented
by
桜
at 2012-11-26 17:01
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インドのこのヒンディ語映画(ボリウッド映画?)「Barfi」はインド現地スタッフといっしょに観に行きました。最初から最後まで無駄のないシーンと素晴らしい実力の演技、音楽、監督の腕、脚本、全てに脱帽しました。こんな優秀作品でもエンタテイメントに溢れた映画が日本で公開されないなんて本当に悲しいかぎりです。DVDが売れていち早く日本国内で公開してほしいものです。
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hikomar at 2012-11-26 22:44
桜さま、はじめまして。インドで公開されて数ヶ月経ちますが、まだ現地でも人気衰えずなのでしょうか?インド映画は無駄に長いので、音楽のシーン以外映画としては滅多に見ないのですが、今回ばかりは大収穫でした。プロモーションの仕方によっては日本で大ヒットする可能性もありますよね。来年2月のアカデミーの結果発表が楽しみです。