
Lewis Fureyと会話し、Carole Laureとハグをする。そんなあり得ない展開に嬉しい悲鳴を上げた三日間でした。LewisもCaroleもとてもフレンドリーで、今回の来日を心から楽しんでいる様子。サインにも快く応じていました。唯一残念だったのはCarole Laureが歌わなかったこと。彼女は観客の中に紛れ込んでひたすらステージのビデオ撮影。「あなたにも歌ってほしい」と友人がCaroleに声をかけたら「next time !」と返事が返ってきた。Caroleは歌わなかったけど、母親そっくりの声質を持った娘Clara Fureyの素晴らしさも今回のライブでは予想外の収穫。息子もピアノで参加するなど家族ぐるみではあったけれど、ホノボノとした雰囲気は一切なく、緊張感溢れるステージに呑み込まれっぱなし。熱い拍手にLewisもほんとうに嬉しそうでした。ライブ最終日にはツーショット撮影に応じてくれたCaroleにハグをされ頭の中はお花畑。もう思い残すことは何もない!...でもまだオマケがあった。mixiのLewisコミュで繋がった面々と居酒屋で飲み終えて駅に向かう途中、別の店から出てきたLewis Furey一家に遭遇。彼らがタクシーに乗り込むまでしばし最後の別れの挨拶。「東京に来てくれてありがとう」と言ったら「僕のコンサートに来てくれてありがとう」と言ってタクシーに乗り込み、クルマは早稲田通りの中に消えていきました。大きな溜め息。生まれて初めて狐につままれた...そんな感じ。
それにしても今回のライブを企画したVINYL JAPANには感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。Caroleの言った「next time」が実現することを願っています。